E. Bambusoideae が作成したものの置き場です。人工言語とかはこちらで作成する予定です。

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Chapter 3.

1. 助動詞接辞

ニア語には助動詞という概念が存在せず、特定の動詞を接辞のように他の動詞の直後に付けることで意味を追加します。以下に一例を示します。
意味訳、備考
必要-mia-「〜する必要がある」
意思-mui-「〜しよう」
願望-da-「〜したい」
など

2. 否定

動作の否定は用言接辞 -upa- を使います。用言接辞とあるように形容詞や副詞も否定できます。
ここでは便宜上「用言」ということばを使っていますがニア語では『様詞』(naa tumu)と呼ばれます。

また、助動詞がついた動詞(複合動詞)は否定辞を付ける位置で意味が変わることがあります。

ke nuadara roohu.
kenua-da-raroo-hu
飲む-願望-過去水-を
私は水を飲みたかった
ke nuaupadara roohu.
kenua-upa-da-raroo-hu
飲む-否定-願望-過去水-を
私は水を飲みたくはなかった(動作の否定)
ke nuadaupara roohu.
kenua-da-upa-raroo-hu
飲む-願望-否定-過去水-を
私は水を飲みたくなかった(願望の否定)
ke nuaupadaupara roohu.
kenua-upa-da-upa-raroo-hu
飲む-否定-願望-否定-過去水-を
私は喉は渇いていなかったし水を飲みたくはなかった
ke nuada.
kenua-da
口にする-願望
私は喉が乾いた/お腹が減った(後者の意味が強め)

3. 複合時制

未来完了形や過去進行形、未来完了形は接辞を組み合わせて表します。

pe pafetoqema oruu umu ya paa.
pepafeto-qe-maoruuumuyapaa
彼[動作主]行く-完了-将然そこに1
彼は明日にはそこについているだろう
ke veaiora kuriu umu ti dono.
kevea-io-rakuriuumutidono
私[動作主]走る-進行-過去ここで2
私はおとといここで走っていた


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